地球環境大賞 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社・エーオンベンフィールドジャパン株式会社・国立大学法人横浜国立大学 世界初 リアルタイム被害予測ウェブサイト「シーマップ」を開設 |
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経済産業大臣賞 |
最小限の環境負荷を実現する「インクジェットイノベーション」を推進 |
環境大臣賞 |
自然災害時の被害を抑制し「在宅避難」ができる家 |
文部科学大臣賞 |
産学官連携で水素エネルギーを中心とした次世代インフラの構築へ |
国土交通大臣賞 |
子供たちと創る未来の環境都市 「ヒルズ街育プロジェクト」の展開 |
農林水産大臣賞 |
間伐材を活用した「木のストロー」の普及活動 |
日本経済団体連合会会長賞 |
使用済プラスチックのケミカルリサイクルによる |
フジサンケイグループ賞 |
宇宙からの観測技術で地球環境保全活動へ貢献 |
奨励賞 |
プラスチック代替素材の高密度厚紙「エリプラペーパー」を開発 |
奨励賞 |
日本初、使用済み廃棄漁網を中心としたナイロンリサイクル事業 |
世界初 リアルタイム被害予測ウェブサイト「シーマップ」を開設
台風や豪雨、地震など災害発生時の迅速な救助・支援活動を円滑にするため、被災した建物の棟数や被災率をリアルタイムで予測するサイト「cmap. dev(シーマップ)」を横浜国立大学、エーオンベンフィールドジャパンと共同開発し、2019年6月から公開した。
パソコン、スマートフォンなどあらゆるデバイスから24時間365日閲覧が可能なリアルタイム被害予測を世界で初めて無償で公開、台風・豪雨は1時間ごとに更新して5日間表示、地震は発生10分後、3日間表示する。気候変動を起因とする自然災害の大規模化・激甚化に対応する産学共同取り組みとして注目される。ハザードマップやシミュレーションとは異なり、現在発生中の自然災害の予測結果を地図上に表示するため、現在の被災地域の状況とその後の予測から、住民による避難や自衛隊などによる救援の情報として活用できる。シーマップには、風速の可視化や天気・気温といった気象情報や過去の台風・地震のシミュレーションを表示させる機能もあり、これを活用して防災・減災への備えにも役立てることができる。
最小限の環境負荷を実現する「インクジェットイノベーション」を推進
熱を使わずインクを吐出する独自のマイクロピエゾ技術を基盤に、最小限の環境負荷で社会に必要な機能を提供するインクジェットイノベーションを推進。具体的な成果として、「高速ラインインクジェット複合機LX-10000F/7000Fシリーズ」は印刷1枚あたりの消費電力量が従来のレーザー複合機の約8分の1と大幅な省エネを実現した。2018年度のビジネスインクジェットプリンターにおける環境負荷削減貢献量を二酸化炭素換算で8909㌧-CO2eと算出。2019年にはオープンイノベーション戦略などを通じ、自社インクジェット技術を活用した市場拡大にも取り組むなど、技術で世界を変革し、よりよい社会の構築を牽引している。
自然災害時の被害を抑制し「在宅避難」ができる家
産学官連携で水素エネルギーを中心とした次世代インフラの構築へ
子どもたちと創る未来の環境都市 「ヒルズ街育プロジェクト」の展開
街づくりを通じた都市緑化の推進に努め、創出した緑地を活用したコミュニティーの形成や教育活動にも積極的に取り組んでいる。2007年に始まる「ヒルズ街育プロジェクト」は、六本木ヒルズなど実際の街を舞台に子どもたちに地球環境問題などの「体験学習プログラム」として、環境に優しい豊かな未来都市を創るプロジェクトで、「環境・緑」「安全・安心」「文化・芸術」をテーマに2018年度までの12年間で409回、延べ1万3,000名以上の親子を受入れている。とくに「環境・緑」のプログラムは200回以上開催し、双方向のコミュニケーションや見学、ワークショップを通じ、自ら手を動かして体験する「体験学習」の場を提供している。
間伐材を活用した「木のストロー」の普及活動
使用済プラスチックのケミカルリサイクルによる低炭素な化学品原料化・資源循環事業
宇宙からの観測技術で地球環境保全活動へ貢献
プラスチック代替素材の高密度厚紙「エリプラペーパー」を開発
日本初、使用済み廃棄漁網を中心としたナイロンリサイクル事業