環境問題を経営上の最重要課題ととらえ、社長直轄の「環境特命プロジェクト」を組織し、グループを挙げて環境問題に取り組んでいる。革新的環境技術開発に投資していくとともに、太陽光パネルなど環境技術の実用化に向けた取り組みを展開。一方、今できる現実的な取り組みとして、海流予測の有効活用による省エネ運航など効率運航の徹底とともに、停泊中の船舶からの排ガス削減のため陸上電力を利用するシステムの採用などを行っている。
総合的な学習の時間に、校区を流れる石津川の清掃活動から始めた活動がきっかけとなり、役所・企業・NPOなどとともに地域共同型環境教育「親しめる石津川をめざして」の活動を展開してきた。その活動が発展し、緑化活動「校庭の芝生化」、省エネ活動「みどりのカーテン」、リサイクル活動「プルトップ収集活動」、保護者・地域共同活動「葦船づくり」を実施。子どもの活動とまちづくりを結びつけている。
市民・NPO・企業・行政とのパートナーシップによる実践的、持続的なグラウンドワーク活動を通して、「水の都・三島」の原風景を劇的に再生・復活させ、環境の再生が地域の再生へと発展する先進的な地域づくりを推進。源兵衛川の水辺再生、三島梅花藻の再生保護活動など、これまでに40カ所以上のプロジェクトを実践し、生活者の視点に立った現場主義的なきめの細かい多面的な「市民公協事業」に挑戦している。
審査講評